ガラスのカット〜抉り(えぐり)〜

ガラスは直線的に割れようとする性質がありますので、曲線のカーブがきつくなればきつくなるほど思うように割れず失敗しやすくなります。特に抉るように切るのは難しくなります。

今回は補助線を入れて数回に分けて切っていく方法です。

ガラスを半円抉るように切っていきます。 切りたい曲線(マジックの線の外側のエッジ)とその内側に何本か補助線を引きます。 数回に分けて割り取っていきます。

1回目の割取り

2回目の割取り
 3回目の割取り  4回目で取りたかった部分に到達しました。 上は半円の抉り。
下は半円以上の抉りを取ろうとしたもので切り口の上部がかけてしまいました。
上のようにさらに内側をえぐろうとしてもガラスカッターで普通に切るというのはほぼ無理です。
 デザイン上問題なければ上の図のようにカットが可能になるような線をいれることになります。 空中に浮いたような丸はカットできませんが、上のように線を入れたデザインでしたらカット可能です。