ディズニーランドのステンドグラス
ディズニーランドに行って来ました!
3歳の娘は初ディズニー、ジェットコースターのあるようなテーマパーク自体も初めてでした。
平日ということもあってアトラクションは比較的空いていてほぼ並ばずに15個続けざまに体験してきました!
そんななか仕事柄やはりステンドグラスに目が行きます。
ディズニーランドはステンドグラスをあちこちでみることができるのですが、半分以上は偽物です。
強化ガラスにフィルムを貼り付けガラス表面に両面テープのついた鉛線を貼り付けています。
ガラスの色ではなくフィルムの色なので色ガラスではありません。
デクラレッドを使った技法です。
写真に写っているシワのあるような柄はステンドグラスをやっていると分かりますが、スペクトラムの100R(バロック柄)っぽいけどシワがくっきりしすぎてるし、スペクトラムの100BW(バーンアウト)よりはシワが細いということで、パッと見てこれはフィルムと分かります。
鉛線はちゃんとハンダをしてるので一見分かりませんが、近くで見るとデクラレッドの重なりの際が見えるので、本物のステンドグラスじゃないと分かります。
まあ、テーマパークの安全性とメンテナンスを考えると本物のステンドグラスじゃないほうがいいかなと自分も思います。
もし本物のステンドグラスを施工する場合は、ステンドグラス単体で施工すると雨風にさらされて経年劣化により鉛線が断線しガラスが落ちる恐れがあるため、強化ガラスを抱き合わせ、外側に強化ガラス、内側にステンドグラスという感じに施工します。
ディズニーランドにステンドグラス職人を在中させるならすぐにメンテナンスできるので全部本物のステンドグラスでもいいかもですね。
そのときは立候補したいところです(^^)
もちろん本物のステンドグラスもお店やレストラン(ブルーバイユーとか)の小さい窓など使われてますので、ディズニーランドに行った時は本物と偽物を判別しながら散策しても面白いと思います!