ステンドグラスのドアの現場修理
今回はステンドグラスのドアの現場修理です。
本来はステンドグラスを外して、ケイム組をバラし、新しいガラスをはめ込んで組み直しなのですが
ドアのステンドグラスの施工方法が押し縁ではなくステンドグラスと一体成型となっていて、ステンドグラスをバリバリに壊さない限り外せません。たぶん。。
お客様はメーカーさんからもステンドグラスの修理は出来ないということで断られてしまったとのことです。
まずは割れたガラスを外し、溝に詰まっているパテやガラスの破片を取り除きます。
金属パテを下と上の溝にすり切り入れて黒く着色します。
開口の寸法を測り、上下は開口ピッタリ、左右は片側飲み込み分を含めたサイズでガラスカットします。
糸面取りし開口にはめてみて少し削りながら微調整します。
左右の”行って来い”(左右の倹飩)でガラスを嵌めて、5分硬化の金属・ガラス用接着剤で何箇所か固定のために点ドメし
コーキングをするためのマスキングをします。
シリコンシーラントでコーキングをして、ヘラで均し、マスキングを剥がしてガラスを拭いたら完了です!
肝心の完了写真が、スマホのシャッターの遅延でブレました。。
お客様からは元通りになったと喜んでいただき良かったです(^^)