水銀燈の安定器

ステンドグラスと全然関係ないのですが電気工事士の資格を活かして節電工事を請け負っています。

 

といっても知り合いのお店に蛍光灯型のLEDを楽天とアマゾンで安く買って今ついてる蛍光灯と交換(バイパス工事)するだけですが、これが結構頭を使って楽しいです。

LED蛍光灯 40W形 直管 120cm G13口金 昼光色 高輝度 2300LM グロー式工事不要 10本セット

*120cmのLED蛍光灯

FHP32W形 FHP32EX FHP32EX-N GY10Q 従来FPL型代替LED化 LED ツイン蛍光灯 32形 コンパクト蛍光灯 消費電力18W 2340LM 210度ビーム角 PCかばー アルミ合金放熱板 十分に明るさ 50000H 長寿命 節電型LED蛍光灯 2年品質保証  FPL/FHP口金通用 昼白色5000K

*LEDのツイン蛍光灯

LEDの場合、電源直結で良いので今ついてる線はほとんど”いらない”線です。なのでいらない線をぶつぶつ切っていって、残った”いる”線を結線(長さが足りない場合コードを延長)して完了です。

いろんなやり方があるので、やっているうちに慣れてきて端折れるところは端折って時短していきます。

 

今回やらせていただいた靴屋さんでLEDに変えた後、配電盤で電流を計測したら電流が減っていませんでした!

バイパス工事もしてLEDにしたのに。。。一瞬謎に包まれました。。

一度LEDを全て外してみましたが電流が流れていました。。

そこで天井を覗かせていただいたところでっかい3キロぐらいある安定器がゴロゴロ21個ほど活線状態(一部は断線)で天井に転がっていました。。

聞くと昔水銀燈(節電前も5箇所水銀燈を使っていたが今回LED化しました)を結構使っていたということで水銀燈の安定器と判明。

水銀燈の安定器と蛍光灯の安定器がダブルでついており電気を食っておりました。

*水銀燈の安定器。これが21個天井に転がってました。めっちゃ重い。

蛍光灯を取り付けた電気屋さんが水銀燈の安定器のことを知らずに取り付けてしまったせいで、今まで電気代をかなり多めに(年間10万円以上多めに)払っていたみたいです(((;゚Д゚)))

水銀燈の安定器は電球が切れていても。というか電球が切れていた方がむしろ電気を食う場合があるのでものすごく注意です!!

2020年で水銀燈は廃止になるようですし今水銀燈を使っているところは早めにLED化したほうが良いでしょう!もちろん安定器は必ず外した方がいいです。

安定器を外さなくてもLEDが点灯してしまうので、油断せず今水銀燈の場所もしくは水銀燈だった場所は、電流を測って落ちていなければ、かならず天井を覗いたほうが良いです!

あと、LEDの蛍光灯に変えたけど2週間程度で切れた場合などは、ほぼ安定器などによる多すぎる電流が原因だと思います!LEDを疑うよりもちゃんと安定器をはずしたか疑った方が良いです。

とにかく、LED化するなら工事不要と書いてあっても絶対バイパス工事して安定器には繋がっていない状態にしたほうがいいです!

安定器だけで電気食いますし、安定器の寿命がLEDの寿命になってしまうのでLEDの寿命が短くなります。

安定器のみならずツイン蛍光灯の場合などは電源がコンデンサ(黒いボックス型のやつ)に並列につながっている場合もあります。この場合も全く節電になっていません。*むしろLEDにしたほうが電気食ってる場合もあるようです。コンデンサも必ず線を切りましょう。

 

電気屋さんもコンデンサと天井裏の安定器まで見ないと思うので業者さんを使うときも注意です!必ず電力が減っているか確認してもらった方が良いと思います。

 

今回の靴屋さんの節電は蛍光灯が200本近くあるので、今までの電灯の電気代の半額を目指して月4万円以上安くするつもりです!!
安くなるのが楽しみです!!!

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